製品特徴:
現在、応力と複屈折の定量測定は主に肉眼で観測されるセーヌモン法計器を中心としている。
セナモン法は、測定者が偏光子を回転させて測定し、測定部位がzui亮からzui暗に変化した状態で、光路差を定量的に検出する検出方式である。しかし、肉眼観測型であるため、測定環境や測定者によって明るさの判別にばらつきがある。半自動測定の精度は肉眼観測に比べて改善されているが、測定部位は画像中の特定の一部に限られている。セナモン法では遅軸方向を検出できず、感光色法を参考にして推定するしかなかった。また二次元分布を観測する際には、長時間にわたって複数回測定した結果を画像に描画する必要がある。
本装置は直線偏光板と1/4波長板からなる円偏光板にサンプルを置いたもので、直接測定を開始することができる。そのため熟練者も初心者も変わらず、光路差や遅軸方向の定量測定を簡単に行うことができる。また、特定の部位だけでなく、内蔵CCDカメラを使用して、画素単位ごとに測定することができます。そのため、光路差と遅軸方向はディスプレイに2次元画像を表示することができ、分布状態も一目で見ることができる。
パソコンに接続すると測定データや観測画像を記録しやすい。
光源は高輝度のLEDランプを採用し、長寿命で省電力なので、光源を交換する時間とランニングコストを削減します。
技術パラメータ:
外観寸法(本体):W280 x D380 x H500mm
重量(本体):15 kg
円偏光板の寸法:W200 x D200
測定空間高さ:0-130 mm
検出方法:回転偏光子法
設定波長:590 nm
繰り返し測定精度(標準偏差:1 nm
測定範囲:175ⅹ175 mm
有効ピクセル:1100ⅹ1100
光源:高強度LED
電源:AC 100~240 V 50/60 Hz 0.35 A